運動器カテーテルと注射治療 | なごやEVTクリニックは“痛み”の専門クリニック

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運動器カテーテル注射治療

運動器カテーテル治療とは

運動器カテーテル治療

手首や肘、足の付け根の血管から太さ0.6mmほどの細長いチューブ(これをカテーテルと言います)を動脈の中に進めていき、痛みのある場所に薬(塞栓物質)を投与します。一時的な塞栓効果であるため、正常な血管は一時的に流れが悪くなることがあっても自然と再開通しますが、病的な血管は正常な血管とは構造が異なり脆弱であるため、一時的塞栓物質であっても投与により退縮していきます。このように血管構造の違いを利用して痛みのある部位を治療していきます。

体表面から注射をするよりも、直接的にモヤモヤ血管に作用しますから非常に強力な治療効果が期待できます。また、注射が困難な部位においても、正確にカテーテルを導くことにより、安全かつ確実に薬を届けることができます。繰り返し注射を続けると、それだけ組織を傷つけることになりますが、カテーテル治療では皮膚や筋肉、腱などの損傷を避けることができます。
投与する薬は、イミペネム・シラスタチンという生体内の安全性が確立されている抗生物質です。

カテーテル治療のリスクについて

治療期間

30分~1時間程度
術後1時間の安静の後、問題がないことを確認してご帰宅いただいております(日帰り治療)。

治療回数

1回の治療が標準です
難しい痛みについては2-3回の治療をおすすめする場合も稀にございます。

注射治療について

注射治療について

痛みに対する治療としては、麻酔鎮痛薬を用いる神経ブロック注射や、ヒアルロン酸やステロイドなどを用いる注射が広く行われていますが、当院における注射は薬液成分組成と、それらを投与する部位に工夫を凝らしております。

痛みの原因となる血管を把握している血管治療医ならではの視点が、モヤモヤ血管をより効果的に減らす注射治療を可能としました。

注射治療のリスクについて

極細の針を用いますので稀ですが、皮膚、筋肉、腱、血管、神経などの組織を損傷する可能性があります。

治療期間、治療回数

注射単独の場合:重症度により3~5回程度(1~2回/月)
運動器カテーテル治療後に注射を行う場合:1~3回程度(1~2回/月)

体質改善の重要性

痛みを改善するには、痛みの信号を抑える治療(注射、運動器カテーテル治療)とは他にもう一つ大切なことがあります。

それは体質の改善です。
人間は本来、痛みの信号をすべて受け取っているわけではなく、脊髄を通って痛み刺激が脳に伝わる過程でその信号を抑える機能が備わっています。これを下行抑制系といいます。ところが、生活習慣の悪化や、過度のストレス、加齢などの要因によりこの機能がしっかり働かなくなると、比較的弱い痛み信号でも痛みを強く感じてしまうのです。そのような場合は、注射や運動器カテーテル治療と併せて体質を改善していく必要があります。個々の状態に応じて適切なアドバイスをさせていただきます。