ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみに使える？副作用の危険は？

「ハイドロキノンって効果が高そうだけど、副作用が怖い」
「デリケートゾーンが肌荒れしたらどうしよう…」
「ネットで買えるハイドロキノンって効果はあるの？」

シミ治療でも定番のハイドロキノン。ツイッターや知恵袋でも「デリケートゾーンの黒ずみに効果的」と投稿があるので、なんだか効果が高そうに感じます。

しかしハイドロキノンは「肌が白抜けする」「ただれる」などの口コミもあり、取り返しのつかないことになったら怖いですよね。

そこでハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをした人たちの口コミを調べました。さらにハイドロキノンの成分を調べ、効果や安全性を確認しました。

デリケートゾーンの黒ずみに改善効果が望め、副作用がないケア方法を知りたい方は、「デリケートゾーンのひどい黒ずみを治す市販クリームおすすめランキング57選【効果と口コミ、安さを比較】」をお読みください。

ハイドロキノンって？デリケートゾーンの黒ずみへの効果や安全性

ハイドロキノンはシミ治療をはじめ、デリケートゾーンの黒ずみ治療にも処方される塗り薬です。「肌の漂白剤」といわれており、美白効果はアルブチンやコウジ酸の100倍とされています。

国内でハイドロキノンは医師の診察を受けないと入手できませんでしたが、2001年よりメーカーからも販売できるように。

ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみ改善効果が高いものの、副作用リスクもあるため、個人利用の際には注意が必要です。

※「濃厚本舗 純ハイドロキノン2%配合クリーム(30g)」を紹介

ハイドロキノンは悪い口コミが多いのはなぜ？デリケートゾーンの黒ずみが悪化しそう…

ハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみやシミをケアした方たちの口コミを、ツイッターとアットコスメで調べました。ハイドロキノンの口コミには、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果を感じている方も多いですが、ただれや色素沈着を起こしている方も多くいました。

ハイドロキノンのツイッターの口コミ

1週間ハイドロキノンを使ったら、デリケートゾーンの黒ずみが薄くなった！ピンク色にはなれそうにないけど感動。

副作用が出たら怖いので、ボディクリームにそれの2倍のハイドロキノンを混ぜて使ってる。

引用元：https://twitter.com/honeya20/status/1339496095399829504

ハイドロキノン入りのスキンケアを、説明書を読まずに使ったら皮膚がただれてグロいことになった…。

引用元：https://twitter.com/mi_kun_ayumi/status/1123604620440363010

デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンとトレチノインを塗ったら、美白効果を感じた！でも左のVラインだけ色素沈着を起こしてしまったので、無理せず使った方がいいよ。

引用元：https://twitter.com/search?q=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%80%80%E9%99%B0%E9%83%A8&src=typed_query&f=top

ハイドロキノンのアットコスメの口コミ

1ヶ月毎晩塗ってみたけどシミは薄くならなかった。値段も高いしもう買わない。

引用元：https://www.cosme.net/product/product_id/10151864/review/510831265

旭研究所のハイドロキノンを1本使ったところ、くすみが抜けたような気がするし、とくに刺激も感じなかった。でもシミは消えなかったのでリピはしません。

引用元：https://www.cosme.net/product/product_id/10151864/review/510367859

ハイドロキノンの成分が強すぎて肌荒れを起こした。パッチテストと使用方法の確認はしておくべき。

引用元：https://www.cosme.net/product/product_id/10151864/review/509978963

※「旭研究所 業務用 ハイドロキノン(10g)」のアットコスメの口コミを調査

ハイドロキノンの口コミを分析！デリケートゾーンの黒ずみに効果的だけど刺激が強い

ハイドロキノンの良い口コミと悪い口コミの傾向を下記にまとめます。

デリケートゾーンの黒ずみ改善効果と、刺激の感じ方には個人差があるようです。正しくハイドロキノンを使っている方は、肌に刺激を感じず、デリケートゾーンの黒ずみに効果を感じられると考えます。

ハイドロキノンはターンオーバーの促進効果が望める「トレチノイン」と併用している方が多かったです。ハイドロキノンとトレチノインの併用法の詳細については、「ハイドロキノンとトレチノインの併用方法｜効果アップのコツと注意点」をお読みください。

一方で「ハイドロキノンで色素沈着を起こした」「ただれた」などの口コミも複数ありました。ハイドロキノンは刺激が強いため、敏感肌の方は控えた方がよいとわかります。

ハイドロキノンは白斑や赤みなどの副作用もあるため、手軽なデリケートゾーンの黒ずみケアとはいえません。ハイドロキノンの副作用の詳細については、「ハイドロキノンの特徴2．白斑や発がん性などの副作用が怖い」をお読みください。

ハイドロキノンの成分を分析！デリケートゾーンの黒ずみに効果があっても危険

ハイドロキノンの主成分のヒドロキノンを分析しました。ハイドロキノンの成分調査からわかった、デリケートゾーンの黒ずみへの効果や安全性を解説します。

ハイドロキノンの全成分と期待できる効果

ハイドロキノンによる黒ずみケアの特徴3個

ハイドロキノンは、高いデリケートゾーンの黒ずみ改善効果が望めます。一方でハイドロキノンは白斑や赤みなどの副作用が起こる恐れもあります。

そしてハイドロキノンは、低濃度だとデリケートゾーンの黒ずみに効果が弱く、高濃度だと副作用リスクが上がる点に注意しましょう。

ハイドロキノンの特徴1．メラニンを抑制・分解！

ハイドロキノンには「チロシナーゼの抑制」と「メラノソームの分解」の作用があり、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果が望めます。

下記のデリケートゾーンの黒ずみができるメカニズムに、ハイドロキノンの作用をまとめたので、確認してみましょう。

つまりハイドロキノンは、これからできるメラニンと、すでにできたメラニンを抑える効果が望めるわけです。ちなみにハイドロキノンの美白効果は、アルブチンやコウジ酸の100倍とされています。

ハイドロキノンの特徴2．白斑や炎症などの副作用が怖い

ハイドロキノンは刺激が強い成分で、下記の副作用もあります。

美白効果が高いため肌の色素が抜け、白くまだら模様になる恐れがあります。成分の刺激でデリケートゾーンの黒ずみが悪化する恐れも。

ただしハイドロキノンは、正しく使えば副作用を避けることができます。とくに下記点に注意し使いましょう。

ハイドロキノンは医師に処方してもらい、医師の指示通りに使うことを推奨します。説明書をよく読み、保管方法もきちんと守ることも大切です。

ハイドロキノンの特徴3．商品によってハイドロキノンの種類・濃度が違う

ハイドロキノンには、安定型ハイドロキノンと純ハイドロキノンがあります。安定型ハイドロキノンと純ハイドロキノンの、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果と、肌への刺激(副作用リスク)の違いは下記の通り。

ハイドロキノンは濃度が上がると副作用リスクも上がるため、なるべく低濃度のものを選びましょう。ただし低濃度のハイドロキノンは、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果も下がります。

デリケートゾーンの黒ずみ改善効果が高いハイドロキノンを使いたい方は、病院で処方してもらいましょう。

病院だと肌に合った濃度のハイドロキノンを処方してもらえます。それに万が一肌に異常が起きてもすぐに医師に相談できるため、気兼ねなくハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアが行えます。

ハイドロキノンのデリケートゾーンの黒ずみへの塗り方

ハイドロキノンのデリケートゾーンの黒ずみへの使い方を解説します。正しい使い方をすれば、刺激の強いといわれるハイドロキノンでもデリケートゾーンの黒ずみケアが行えます。
※ハイドロキノンは、必ず医師の指導に基づき使用してください

ハイドロキノンによるデリケートゾーンの黒ずみケア方法3STEP

ハイドロキノンの、基本的なデリケートゾーンの黒ずみへの使い方は下記の通りです。

ハイドロキノンでのデリケートゾーンの黒ずみケアは、お風呂上りに1日1回行いましょう。1日2回ではなく1日1回塗る理由は、ハイドロキノンは刺激が強く、デリケートゾーンに負担をかけるためです。

また長期使用すると肌にハイドロキノンの耐性ができます。2ヶ月～3ヶ月で1クールとし、1ヶ月間は休止期間を設けてください。

ハイドロキノンとトレチノインの併用方法｜効果アップのコツと注意点

ハイドロキノンとトレチノインの併用法は、病院のデリケートゾーンの黒ずみ治療でも多く行われています。トレチノインを使う理由は、ターンオーバーを早めてメラニンを素早く排泄させるのが目的です。

ハイドロキノンとトレチノインの併用法は下記の通りです。

トレチノインもハイドロキノンと同様に刺激の強い成分のため、パッチテストを推奨します。
※病院で処方してもらい、医師の指示通りに使うようにしましょう。

ハイドロキノンの使用上の注意点4個｜パッチテストは必須！粘膜には使わない

ハイドロキノンは刺激が強く副作用もあるため、使用上の注意点がいくつかあります。

安易な気持ちでハイドロキノンによるデリケートゾーンの黒ずみケアをすると、黒ずみが悪化したり、皮膚がただれたりするため、必ず注意点を確認してください。

ハイドロキノンの注意点1．パッチテストを行うこと

はじめにハイドロキノンが肌に合うかをパッチテストで確かめます。2日～3日間、目立たない場所の狭い範囲にハイドロキノンを少しだけ塗り、1週間後に肌トラブルがないか確認します。

パッチテストで肌に異常を感じた場合は、デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを塗らないでください。

ハイドロキノンの注意点2．粘膜部には使用しないこと

ハイドロキノンは粘膜部分に塗ってはいけないため、膣や肛門、その付近には塗らないでください。

粘膜部分はデリケートゾーンより皮膚が薄く、ハイドロキノンは刺激が強すぎるのです。ハイドロキノンはデリケートゾーンの中でも、Vラインや付け根部分までに塗りましょう。

ハイドロキノンの注意点3．乾燥・紫外線・摩擦から守ること

ハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをしている際は、肌に下記の影響が起こります。

ハイドロキノン使用時は、皮めくれが起こりやすくなるため保湿が重要です。保湿成分が入ったデリケートゾーン用のケア商品を使うとよいでしょう。

ハイドロキノンを塗った箇所は紫外線の影響を受けやすくなるため、海やプールでハイレグの水着を履くのは避けましょう。

また摩擦にも弱くなるため、ハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをしている際は、締め付けのきついショーツや性行為も避けてください。

ハイドロキノンの注意点4．冷蔵庫で密封して保管すること

ハイドロキノンは酸化しやすいため、冷蔵庫で密封して保管しましょう。そして1.5ヶ月～2ヶ月で新しい使い切り、新しいハイドロキノンに替えることも大切です。

酸化したハイドロキノンを使用すると、デリケートゾーンの黒ずみが悪化する恐れがあるため、保管方法も必ず守ってください。

ハイドロキノンの良い点・悪い点を解説！安全に使いたいなら処方してもらおう

ハイドロキノンの口コミ・成分を調査した結果、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果が高いと判明しました。一方で安全性や使いやすさにデメリットを感じることも。

ハイドロキノンの良い点・悪い点と、向いている人・向かない人を解説します。

ハイドロキノンはどんな人に向いている？

ハイドロキノンは、デリケートゾーンの黒ずみを早く改善したい方に向いています。

ハイドロキノンはメラニンの生成抑制・分解作用があるため、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果が高く望めます。「1週間で美白効果を感じた」などの口コミもありました。

ただしハイドロキノンはデメリットも多く、下記の方には向いていません。

ハイドロキノンは刺激が強く、副作用もあるため、自宅で簡単にできるデリケートゾーンの黒ずみケアではありません。高濃度のハイドロキノンを使うと、デリケートゾーンの黒ずみが悪化する恐れもあるため、商品選びが重要です。

効果的かつ安全に、ハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをしたい方は、なるべく皮膚科や美容クリニックなどの病院で処方してもらいましょう。

ハイドロキノン商品を安く買えるお店はどこ？ネット通販は病院よりリーズナブル

デリケートゾーンに負担をかけにくい濃度※のハイドロキノンが使用されている「濃厚本舗 純ハイドロキノン2%配合クリーム」の、ネット通販の販売価格と送料を調べたので、下記表にまとめます。

※100%デリケートゾーンに安全というわけではありません
※低濃度のため、デリケートゾーンの黒ずみ改善に時間がかかる場合があります

各店の濃厚本舗 純ハイドロキノン2%配合クリーム(30g)の値段と送料（※2023年2月28日調べ）

濃厚本舗 純ハイドロキノン2%配合クリームの最安値店は、楽天とYahoo!ショッピングです。

Amazonで2,000円以上購入した場合やプライム会員の方は、送料無料が無料になるため、Amazonが最安値店となります。

ちなみにお店で買えるハイドロキノンと病院のハイドロキノンは、下記のように価格差があります。

病院のハイドロキノンはお店で買えるハイドロキノンより、1,000円～2,500円も割高です。しかし高濃度のハイドロキノンを処方してもらいたい方や、安全にハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアをしたい方は、値段が高くでも病院で処方してもらうことを推奨します。

ハイドロキノンに関するQ&A

病院でハイドロキノンと併用できるデリケートゾーンの黒ずみ改善治療はありますか？

ハイドロキノンで痒みや赤みが出たのですが、デリケートゾーンの黒ずみに効果が出ている証拠ですか？

妊娠中にハイドロキノンでデリケートゾーンの黒ずみケアはできますか？

ハイドロキノンとデリケートゾーンの黒ずみケア商品はどちらがイチオシですか？