治 療 実 例

繰り返しのステロイド注射でもよくならなかったドゥケルバン腱鞘炎

鴨井院長による動画解説

受診までの経過

1年前から右手首を痛めていました。整形外科にて3度ステロイド注射を受けましたが、1ヶ月ほどで再発してしまいました。その後は電気・鍼治療を受けていましたが効果が感じられず当院を受診されました。原因は編み物ではないかとのことでした。

診察時の所見

エコーで、親指側の手首の腱を観察してみると、健側(左手首)に比べて著明に腱および腱鞘が肥厚していました。典型的なドゥケルバン腱鞘炎の診断です。腱炎および腱鞘炎におけるモヤモヤ血管(病的新生血管)の関与は明らかですので治療を受けていただきました。

治療の所見

血管造影検査を行ったところ、患部に一致して多量のモヤモヤ血管が濃染像として描出されました。治療後は画像上速やかに消失しました。

治療後の経過

治療後は一時的に痛みが増し不安でしたが、1週間後から楽になってきました。1ヶ月後には大幅に痛みが改善し、大掃除なども問題なくできました。腱に対する負荷テスト(疼痛誘発テスト)をしても陰性でした。エコー観察では腫れはのこっていましたが、炎症に伴って描出されていたような異常血流信号は認められませんでした。治療後3ヶ月でもよい状態を維持していたため終診となりました。現在6ヶ月ほどになりますが再発なく良好に経過しておられます。

腱鞘炎の詳しい病状説明はこちら

 
 

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