治 療 実 例

バレーボールで腕が上がらない状態に・・高校生に生じた腱板損傷、関節唇損傷

鴨井院長による動画解説

受診までの経過

小学生からバレーボールを続けてきました。強豪校に進学してアタッカーとして活躍中でしたが、スパイクやブロックをきっかけに、1ヶ月以上前から腕が上がらなくなってしまい練習を休むようになりました。整形外科では骨には異常がないと言われていましたが、注射や鍼治療を受けても改善せず、早く競技に復帰したいことから当院を受診されました。

診察時の所見

右腕は水平にも挙げられない状態でした(右肩関節外転80度、外旋20度)。痛めた経緯から、肩関節における腱板損傷および関節唇損傷が疑われました。通常MRI検査は必須ではありませんが、競技復帰という明確な目標があり、今後の改善の見通しを検討するうえで損傷の程度を評価するために検査を実施しました。やはり、棘上筋腱の不全断裂および関節唇の損傷がみられましたが、幸い手術を要するほどの損傷には至っておらず保存的な治療にて十分運動機能の改善も期待できる状態でしたので運動器カテーテル治療(運動器EVT)を受けていただきました。

治療の所見

10代の場合、あまりモヤモヤ血管(病的新生血管)が画像上目立たないことも少なくないのですが、血管造影にて明瞭に描出されました。治療後は画像上速やかに消失しました。

治療後の経過

治療後1ヶ月で8割方改善し、日常生活の痛みはなくなりました。その後もリハビリを続けて2ヶ月時点ではレシーブ練習を、3ヶ月時点でスパイク・サーブ練習を、4ヶ月を過ぎる頃には全ての練習メニューをこなせるまでになりました。無事競技に復帰することができ、順調に経過されています。

腱板疾患の詳しい病状説明はこちら

 
 

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