実例紹介「複数回の外科手術でも改善せず、原因不明と言われた全身の難治性疼痛」を追加しました。

両手の痛み、両側首肩の痛み、左下肢のしびれ、両側腰痛、右股関節の痛みにて当院受診となりました(痛みの強さ順)。2年前から両手痛と頸部痛の症状があり、頸椎ヘルニア手術を受けました。しかし、その後も両手の痛み・しびれ・腫れが改善することはなく、握力が一桁まで低下し、物をつかむこともままならずポロポロと落ちてしまうといった状態でした。夜間痛もあり、痛みで眠れないほどでした。手の症状は頸椎が原因ではないと判断され、膠原病科、神経内科へ紹介となるも原因は不明で、サインバルタやビタミン剤を処方されましたが効果はありませんでした。手の握力低下については頸椎疾患の後遺症と言われていました。一方、下肢に関してですが、10年前に左変形性股関節症のため、人工股関節術を受けたほか、腸腰筋切除も受けましたが改善しないため別の病院で6年前に2回目の手術(人工骨頭再置換術)を受けました。これにより鼠径部の痛みはとれましたが、左下肢のしびれは残ったままでした。特に長い距離を歩くと左大腿外側~下腿にしびれが強くなり、両側の足首痛も生じていました。こうした状態で、交通外傷で不自由となった夫の介護や、父親の入院なども重なり心身とも限界の状態でした。

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