それってモヤモヤ血管が原因かも!?【肘編】
テニス肘は、肘を伸ばす筋肉である腕伸筋と手首を背屈させる筋肉である尺骨側手根伸筋が過剰に使われることで引き起こされます。テニスのようなスポーツや重い物を持ち上げる仕事をしている人がかかりやすく、症状としては肘の外側に痛みが生じ、手首や手のしびれなどがあります。
ゴルフ肘は、肘を曲げる筋肉である上腕二頭筋と手首を屈曲する筋肉である橈骨側手根屈筋が過度に使用されることで引き起こされます。ゴルフのようなスポーツや手首を使う仕事をしている人がかかりやすく、症状としては肘の内側に痛みが生じ、手首や手のしびれなどがあります。
野球肘は、肘の内側にある内側側副靭帯が繰り返しの投球やスローイングにより炎症を起こし、引き起こされます。野球選手やその他の投球競技をする人がかかりやすく、症状としては肘の内側に痛みが生じ、炎症や腫れ、運動制限などがあります。
以上のように、これらの症状はすべて肘の使用によるものであり、スポーツや仕事に従事する人に起こりやすいことが特徴です。早期に治療を受けることが重要であり、物理療法や炎症を抑えるための薬、そして必要に応じて手術などが行われます。また、予防には、適切なストレッチや運動、適切な道具の使用などが大切です。
内側側副靭帯は、膝関節内側に位置する靭帯であり、膝の安定性を保つために重要な役割を果たしています。MCL損傷は、膝の内側に外力が加わることによって引き起こされることが多く、一般的には次のような原因が挙げられます。
スポーツ中の外傷:サッカーやアメリカンフットボールなど、接触の多いスポーツにおいては、膝に外力が加わることがよくあります。特に、内側からの衝撃が強い場合には、MCLが損傷する可能性が高くなります。 膝関節の捻挫:膝を捻ることによって、MCLが伸展されたり、引き裂かれたりすることがあります。
内側側副靭帯損傷の症状は、次のようなものがあります。 腫れと痛み:損傷が起こると、膝の内側に腫れと痛みが生じることがあります。 膝の安定性の喪失:MCLが損傷すると、膝の安定性が低下することがあります。歩行や運動中に膝が崩れる感覚を覚えることがあります。 節の可動域の制限:MCL損傷が進行すると、膝関節の可動域が制限されることがあります。膝を伸ばしたり、曲げたりすることが難しくなることがあります。
内側側副靭帯損傷は、軽度から重度までさまざまな程度があります。軽度の場合は、保守的な治療(安静、氷や湿布の使用、物理療法など)で回復することが多いですが、重度の場合は手術が必要になることがあります。早期に医療機関を受診し、適切な治療を行うことが重要です。
滑膜炎は、関節の内側を覆っている膜である滑膜が炎症を起こした状態を指します。この疾患の原因は、多くの場合、関節の過剰な使用や外傷による損傷によって引き起こされます。また、感染症や自己免疫疾患によっても発症することがあります。
滑膜炎の症状は、関節周囲の痛みや腫れ、赤み、関節の可動域の制限などです。症状は、炎症の程度に応じて様々な重症度に分類されます。軽度の滑膜炎の場合、痛みや腫れは軽度で、関節の動きに影響を与えることはありません。しかし、重度の滑膜炎では、関節の可動域が制限され、強い痛みを伴うことがあります。
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