令和の痛み治療【手指へのモヤモヤ血管治療】
通常はカテーテルという細長い管を用いて痛みが出ている部位のモヤモヤ血管のすぐ近くから薬を投与する必要がありますが、手の場合は手首の動脈からの少量投与で、手及び手指全体に十分な量を浸透させることができます。つまり、手首の動脈に直接一時塞栓物質を注射する治療となります。所要時間5分程度、日帰り治療です。治療に伴い、熱感や疼痛を感じるほか、一過性に手指の色調が変化したり腫れたりしますが時間経過で改善します。刺激の少ない薬で治療することも可能ですので、治療をお受けになる際は主治医にご相談ください。治療は比較的簡易に受けられますが、手は非常に敏感な部位であり個別に投与方法や薬液調整が必要となることがあります。経験豊富な医師のもとで治療をお受けになることをおすすめいたします。
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