それってモヤモヤ血管が原因かも!?【首編】

頸椎椎間関節炎(首こりの原因の一つ)

脊椎の骨(椎骨)は、椎間板と2つの椎間関節3点で連結しており、椎間板は前方の、椎間関節は後方の荷重を支えています。椎骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成され、隣接する上下の椎骨の左右の連結部すべてに椎間関節があります。椎間関節は緩く靭帯で繋がっていて、脊椎の動きをスムーズにしています。椎間関節に過度な力が加わったり、椎間板の変性、脊椎の圧迫骨折、分離すべり症、脊椎手術などで脊椎の不安定さが生じると椎間関節の変性が起こります。機械的刺激や炎症により首を前後に動かしたり振り向いたりすると痛みが生じます。

変形性頚椎症

頚椎は7つの骨が積み重なるような形で構成されており、骨と骨の間には椎間板と呼ばれるクッションの働きをするものがあります。骨と椎間板は前後にある靱帯(前縦靱帯と後縦靱帯)と呼ばれる強い帯で止められているため、複雑な首の動きにもバラバラにならないようになっています。これらの骨や椎間板及び後縦靱帯によって囲まれた管のような空間を脊柱管と呼びますが、脊柱管の中に硬膜という袋があり、硬膜の中には脳脊髄液と呼ばれる透明の水が満たされていて、その中を脊髄とそこから出る神経が走っています。椎間板がとび出したり(椎間板ヘルニア)、骨が変形してとび出したり(頸部脊柱管狭窄症)、生まれつき脊柱管が狭かったり(頚部脊柱管狭窄症)、後縦靱帯が骨のように硬く厚くなったり(後縦靭帯骨化症)すると硬膜嚢を圧迫して、脊髄と神経を圧迫します。骨や腕に痛みや痺れが生じたり、力が入らなくなったり、細かい動作ができにくくなったりします。放置しておくと、歩行障害も出現し、最後には手足が使えなくなる可能性があります。圧迫が重度の場合、車の追突事故や転倒などにより、一瞬にして脊髄損傷を発生して、いわゆる寝たきりになってしまう危険があります。

スマホ首

長時間のスマホ操作でうつむいた姿勢を続けることで、頚椎の正常なカーブが失われて生じる「スマホ首」。「ストレートネック」「テキストネック」とも呼ばれており、PCでの作業やスマホ操作など、長時間、うつむいた姿勢を続けることで頚椎のカーブが文字通り「ストレート」になってしまうことを言います。頚椎のカーブは頭の重さを支えるクッションの役割を持っており、そのカーブが失われてしまうことで首に負担がかかり、首や肩のコリだけでなく、めまいや頭痛、集中力の低下、顎関節症など、さまざまな症状を引き起こす原因となります。

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